廃病院のカルテを持って帰ると 心霊現象

廃墟になった病院にはカルテが散乱していてそれを持ち帰ると病院の看護婦から電話が掛かってきて「カルテを返してください」という電話が掛かってくるという怖い話の心霊現象の噂を聞いたこと無いだろうか。

電話がかけてくる相手は「看護婦」というのが多いように思えるが、よく考えてみると少しおかしいなと思えることも有ります。どういった事なのか、誰から掛かってくるかなど考えてみました。

心霊スポットの廃病院のカルテを持ち帰ったら

先日友達4人と心霊スポットで有名な廃病院に行ってきました。深夜2時ごろ廃病院に着いた俺たちは懐中電灯を片手に探索へと中へ入って行った。

ここでの有名な話は地下の手術室らしき部屋に落ちているカルテを持ち帰ると、廃病院から電話が掛かってきて「カルテを返せ!」という電話が掛かってくると言うのだ。

奥の方へ進み、地下へと進む階段を探す。廃病院だけあって不気味な雰囲気があり、淀んだ空気さえ感じた。ナースステーションらしき部屋を過ぎ暫く進むと地下へと続く階段を発見した。

恐る恐る地下へと降りていく。地下に降りると広い廊下になっており、左の部屋が噂されている手術室らしい。ドアなどは無く、壊されているようでそのまま入ることが出来る。

手術室に入ると手術台が有り、器具なども散乱している。沢山の人が訪れたのであろう落書きなども見られる。手術室の一角にカルテが散乱している場所がある。そこで一枚カルテを持って帰ってみることにした。

そして、廃病院の探索は1時間程度で終了した。

廃病院探索の帰りに立ち寄ったコンビニでそれは起こった。自分の携帯の呼び出し音が鳴りだした。見たことも無い電話番号が表示されている。車の中はパニック状態。なり続ける呼び出し音。

まさかと思いつつ電話に出て皆にも聞こえるようにスピーカーモードにした。ザーというノイズ音が聞こえてくる。すると女性の声で「カ・・・ル・・・テ・を返せ」と聞こえ電話は切れた。

友達4人と自分は畏怖し、10秒ほど硬直し青ざめる。「ヤバくね?」と誰かがつぶやいた。まさかこんな事が本当に起きるとは誰もが思わなかった。このカルテを返さなければ呪われる、不幸が起きる、事故に遭うなど言われている。

こんな事が起きてからまたあの病院に返しに行かなければいけない。最初に行った時はそんなに怖くは無かったが、これからまた行くのかと思うと恐怖で足が震える。

畏怖しながら、カルテを返しに行って事なきを得たと言う。このままカルテを持ち帰っていたらどうなっていたのか・・・。

廃病院から電話を掛けて来たのは誰

どういった経緯、どういった理由で電話を掛けてくるのか。有りうる事、有りえない事など理由を考えてみました。

看護婦から電話が掛かってくる

小さな病院などは看護婦さんが事務もしており電話を掛ける事も有るが、大きな病院では病院専門の派遣の方がやっている。じゃあ掛けて来た人は事務の人の幽霊なのか。

看護婦も事務の人もそこまで思い入れのある病院なのだろうか。病院が廃業して働いていた人たちは違う病院や、違う仕事をしているはずで有り、長年勤めた病院が潰れ心残りで廃病院に地縛霊として居るという考え。

この病院に勤めていたが、病気になり入院して亡くなったが、まだ働きたい未練があり地縛霊として居ると言う考などだになるだろう。

自殺した医院長から電話が掛かってくる

次に多いのが、経営不振で医院長が自殺して、医院長から電話が掛かってくるという事。この場合はやはり未練が有るため地縛霊となって居る事はあるだろう。

亡くなった患者から掛かってくる

病気で亡くなった患者が自分のカルテを返せという事で電話を掛けてくる。亡くなってもいまだに病気が治ると信じて居座る地縛霊がカルテが無くなると治療が出来なくなるからという事で返せと強く思うというのが考えられる。

しかし、病気で死んだからと言ってさらに未練の有る場所は有るはず。例えば家族と暮らす家だったり、子供の成長を案じてなど他に行きたい場所は有ると思います。

まとめ

実際に廃病院にカルテが落ちているという事は現代では考えられない事です。カルテは個人情報でありそれをそのままにして廃墟になるという事は考えにくいからです。個人経営していた町医者の場合は有りうる事かもしれませんが。

そもそも、廃病院には電気も電話も通じていませんので実際に電話が掛かってくるという事は有りえません。有るとしたらやはり霊的な現象と言えざるおえないでしょう。物理的にある現象としては何かの拍子で誰かが電話が掛かってしまい雑音が聞こえてくるという事です。

廃病院では管理されている場合が多く、金網が張られ立入禁止になって居ます。もちろん入れば不法侵入の罪に問われることが有ります。実際に心霊スポットに行って不法侵入で高校生が書類送検されたという事件も起きています。

ここに書かれた記事はあくまでも推測や思考を書いたもので有り、心霊スポットに行くのを推奨する物では有りません。くれぐれも気軽な気持ちで入ろうとしないでください。

カテゴリー : 心霊現象

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