ICU(集中治療室)で彷徨う霊 怪談・怖い話

先日、少し熱が合ったので病院に行ってみると原因は分から大きな病院へ。そこで詳しく調べてみると心臓がウィルスに侵され危ない状態Ⅾったのが分かり緊急手術。

目が覚めると様々な線や管に繋がれICU(集中治療室)で目が覚めた。すると、他に何人か他に患者が居ていくつもの心電図の音が聞えていた。

そんな集中治療室で体験した奇妙な出来事。

周りでは心電図の音が複数鳴って居る中せわしく看護師が歩きまわっていた。医師と思われる人と看護師は2人~4人だろうか、足元の方の空間でせわしく歩きまわる人が見えていた。

ICU(集中治療室)は複数の心電図の音と、歩きまわる医師らしき人と看護師で騒がしく、ベッドに横になっているがうるさくてとうてい眠るような感じでは無かった。

しかし、時々落ち着く時が有り心電図の音だけ聞こえてる少しは寝るのにマシな時間があった。

そして、決して静かとは言えない中でウトウトし再び眠りについた。

暫くすると、自分の周りになにやら蠢く気配を感じた。何事なのだろうと目を覚まして周りを見渡すと誰も居ない・・・。

気のせいかと思い、また眠りにつくが暫くするとまた人の気配を感じて眠りから意識が戻る。目を閉じたまま周りの音や気配の様子を伺う。

すると様子を見に来てる看護師とは違い、気配はゆっくりと動き気配は5人・・・6人・・・8人と寝ているベッドの周りで感じられた。

こんなに看護師や医師が居るのはおかしい。

その時に初めて解った。

この気配を感じる人たちは世の者では無いと・・・・。

今、寝ている場所はICU(集中治療室)命が助かる人が殆どだろうが、何人もの人が目覚めるこよなく死を迎えてしまう場所。

いまだに成仏出来ず、このICU(集中治療室)で死を受け入れずに迷い彷徨っているという事なのだろう。

その後、徐々に外で鳥のさえずる音が聞え朝を迎えた。そして、体調が良くなってきたのだろうICU(集中治療室)から移動された。

病院というところは、毎日生と死が繰り返されるところだと実感した。

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