もう一人の住民
怪談・怖い話

これは、友達の家に遊びに行った時の体験談なのだが、少し怖い体験をした。

友達の家は2階建てとどこにでも有るような家だ。
昼過ぎに友達の家に着きピンポーンとインターフォンを押すと「おう!久しぶり」と友達が快く迎えてくれた。

この家には、母親と友達とで二人暮らしをしていて父親は離婚して別の場所で住んでいるそうだ。

今日は土曜日なのに母親は仕事に出かけており、今家に居るのは友達と自分二人だけ。
女で一つで子供を育てるのは大変な事なんだろうなと思った

新しいゲームが発売されそれを買っと聞いたから遊びに来たのだった。
今回のゲームはホラーゲームで有名なやつ。
1階のリビングにある大きいTVでゲームをすることにした。

ゲームが始まり、しばらくするとミシミシっと階段から誰か降りてくる音が聞こえて来た。

「あれ?誰かいるの?」
と友達に聞くと
「誰も居ないよ」

気のせいか・・・。

と思いつつも、ミシミシっと誰かが歩いてくるような感じ。
そして、人の気配を感じるのだった。

そして、ミシミシっと聞こえてくる足音らしき、そして気配はキッチンに向かった。

「なんか居るよね?」

と友達に聞くと

「あ~祖父だよ」

と、怖がる様子もなくあっけなく答えた。

「え!?なに?どういう事?」

と友達に聞くとどうやら、祖父が2階で亡くなったが、いまだに死んだ事を自覚できてなく彷徨っているのだという。
話しによると、1月の寒い時期に2階から降りてこない祖父を見に行った母親が、布団から起き上がったまま手を胸に当てて冷たくなって死んでいたのだという。
死因は心臓発作だったが、朝起きてすぐに心臓発作で亡くなった為、自分が死んだ事に気が付いていないのだろうと話してくれた。

祖父が亡くなって暫くすると、階段から降りてきてキッチンに行きそして、また階段をの持って行くのが良く有るのだという。

キッチンに居るであろう祖父の霊はまた、ミシミシっとゆっくりと歩いているかのように階段へ向かってった。

そして、またミシミシっと階段をきしませながら上っていく

背筋にゾクゾクっと寒気が走った。
友達は、慣れているのだろうか特に怖がる様子も無かったが自分はなんだか不気味だった。

ホラーゲームをやっていたせいもあるのだろうか、妙に怖い。

とりあえず、今日はゲームを終わらせ帰る事にした。

目に見えない家族が家に居るなんて・・・・・・。


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